【経験談】意外と難しい!美容師さんのシャンプー技術はまさに神業!

こんにちは。nanaです!

私は現在美容メーカーに勤務しています。
つい先日、入社一年目の子たちと一緒に私もシャンプー練習をしました!
美容メーカーには元美容師のインストラクターがいますが、
営業でもたまにスパ講習があったり、シャンプーをやるかもしれないので一応練習します!

普段当たり前のように美容院で気持ちいいシャンプーをしてもらっていますが、
あのシャンプー、やってみたらわかった。めちゃくちゃ難しい!!

ということで今回は、
美容院のシャンプー技術について語りながら美容師さんを褒めまくります。(笑)
美容師を目指している方や、もっと気持ちいいシャンプーを受けたい方は必読です!

美容院のシャンプーは難しい。

アシスタントの子が、美容院に入って一番に覚えるのがこのシャンプー技術です!
なので通常、美容院ではシャンプーはアシスタントの子がやることが多いです。

だいたいの美容院では、一か月ぐらいの練習期間を設けます。

やってみた感想ですが、一か月じゃ絶対できない!!!難しすぎ!
正直やる前は、シャンプーなんて簡単じゃん。と甘く見てました。
美容師さんのシャンプー技術は努力の賜物です、、、ほんとにすごい。

なにが難しいかって、

・シャンプーが泡立たない
・ゴシゴシ洗えない
・襟足・首裏(ネープ)が洗えない
簡単にまとめるとこんな感じ。

シャンプーが泡立たない

シャンプー練習をして一番びっくりしたのが、洗っても洗っても全然泡立たない!!!(笑)

「空気を入れるようにして泡立たせろ」とのご指導をいただきやってみましたが、、、
ほんとにむり(笑)泡立った!!と思ったらすぐに泡が消えていく。

シャンプーが泡立たなかったら、やられてる側はただ痛いだけです。
お客様からしたら、お金を払ってシャンプーをしてもらっているのに、
痛いシャンプーなんて絶対嫌ですよね。気持ちいいシャンプーをしてほしいに決まってます。

シャンプーをする前の準備段階で、美容師さんのすごさを痛いほど理解しました。

ゴシゴシ洗えない

何も考えずにゴシゴシ洗うと、気付いたらやられてる側の頭がぐらぐら揺れてました(笑)
絶対気持ち悪かったろうに、、、

シャンプーにはバックシャンプーとサイドシャンプーの2種類のシャンプーのやり方があります。
バックシャンプーは両手で同じ動きを、サイドは両手は逆の動きをしないと頭が動いてしまいます。
美容院でシャンプーをしてもらって、頭がぐらぐらしたことないですよね?

でもこれが意外と考え出すとわからなくなる。しかもできても気づくとおかしくなって頭が揺れてる。
慣れなんでしょうが、慣れるまでは力強く洗えないので気持ちいいシャンプーとはかけ離れています。

襟足・首裏(ネープ)が洗えない

ここ!!最難関!!!
襟足・ネープはとにかく流せない!
首を持ち上げられて洗われるときありますよね?
あれがほんとに何回やってもできない。

美容師さんどんだけ手大きいの?!って感じなんですが、
小さい女の人でも簡単にやってますもんね、、、すごすぎる。

やり方は首を持ち上げて、片手で首を抑えて水をそれ以上奥に行かせないようにします。
そしてもう片方の手でシャワーヘッドをネープに沿わして洗い流します。(バックシャンプー)
失敗すると、背中が大惨事。あとは、噴水が起こります。(笑)

背中を濡らさないように慎重にやると、全く流せない。
思い切って奥まで流すと、背中はビショビショに、、、難しすぎ!!!

美容院のシャンプーが気持ちいいワケ

実際にシャンプーをやってみて、どうして美容院のシャンプーが気持ちいいのか考察してみました。
シャンプーが気持ちいいワケはこちら。

・美容師さんの努力
・美容師さんの気づかい
・力の入れ方

美容師さんの努力

やっぱり気持ちいいシャンプーをするためには、数をこなすことです。

アシスタントの時から何十回、何百回もシャンプーの練習をしてきたからこそ、
気持ちいいシャンプーができるんだと思いました。

アシスタントもスタイリストも、営業後残って練習している人がほとんどです。
遅いと日付が変わるまで練習をしている方もいます。

楽しそうに楽そうに見えて、美容師という仕事は本当に努力で成り立っている仕事だな。
と、いつも営業していて思います。

シャンプーは基礎の基礎なので、美容院のシャンプーが気持ちいいのは、
それだけ美容師さんが努力しているってことです!

美容師さんの気づかい

美容院のシャンプーでは、
お湯の温度、力加減、洗い残しの確認などたくさんのことを質問されますよね。

この質問もシャンプーの気持よさに関わってきます。
人によって気持ちいいと感じるお湯の温度などは違います。
お湯の温度が暑くても、お湯の温度を聞かれないとなかなか言い出しにくいですよね。
そのまま我慢していたら、気持ちいいはずのシャンプーも苦痛に変わってしまいます。

美容院のシャンプーでは、少しでもお客様に合ったシャンプーをするために、
シャンプーを気持ちいいと感じてもらうために、
お客様を気づかうことがとっても大事です。

この気づかいができる人のシャンプーは、気持ちいいです。

力の入れ方

これは技術の話ですが、シャンプーが気持ちいいと感じる力の入れ方があります!

ただただゴシゴシずっと力を入れ続けるのではなく、
力の強弱をつけて洗ってあげると、やられている側は気持ちいいと感じます。

これは、セルフでも同じことが言えるのでいちど試してみてください!

シャンプーを受ける側のポイント

気持ちいいシャンプーを受けるためのポイントをご紹介します!

・首は楽な位置に
・美容師さんに身を委ねる
・質問には遠慮なく答える

首は楽な位置に

椅子を倒されたときに首の位置は、
いちばん楽な位置にセットすることがシャンプーを気持ちよく受けるための大前提です!

ここのポジショニングをミスすると
シャンプーを受けている間ずーっと違和感と首痛に襲われるで注意しましょう!

美容師さんに身を委ねる

ネープを洗う際に、首を持ち上げてもらいますが、
この時、美容師さんのことを考えて自ら首を持ち上げる人がいます!私もそうでした!!
これは一見親切に見えますが、NG行動です!

実は首に力を入れられると逆にやりにくいです。頭の重みを利用してシャワーを当てたり、
背中にお湯が行かないようにしているので、
安心して、力を抜いて美容師さんに身を委ねちゃってください!!

質問には遠慮なく答える

お湯の温度や力加減、かゆいところなどなど、
美容師さんの質問には遠慮なく本当のことを言ってください!

やってみてわかったのですが、ベストな力加減などは人によって違うので、
聞いたときに、もっと強くとか答えてくれるとすごくありがたいです。

少しでも気持ちいいシャンプーをしたいと思って美容師さんは聞いているので
遠慮せずに全部伝えると、理想のシャンプーをしてくれますよ!!!

ただ細かすぎる注文はクレーマーっぽくなるので、
クレーマーにならない程ほどのリクエストにおさえてくださいね(笑)

最後に

美容院のシャンプーは美容師さんの努力が最大限につまったサービスです!!

素人には簡単にできないコツがたくさんつまっているので、
ぜひ、美容院でのシャンプーで癒されてくださいね!